WorkFlowy豆技3選
自分でお題を降っていて、すっかり失念していました。すべて大気中に漂う花粉のせいです。
というわけで、今回はWorkFlowyを使う上でのちょっとしたテクニック(豆技)を紹介します。
DoMA式
詳しくは解説しませんが、ようするにHomeに固定的な大分類を作らない、というやり方です。
たとえば今日の倉下のWorkFlowyのHomeはこうなっていますが、たぶん来週くらいには変わります。それくらいフレキシブルにHomeを運用することがデジタルツールでは簡単にできます。
次を中にいれる
連続的な仕事があるとしましょう。5をやったら次は6で、6をやったら次は7みたいないわゆるシリアル・プロジェクト。
こういうプロジェクトは着手しているもの以外は基本的に不要であり、しかもnが終わったらn+1が必要になるので、以下のような構造にしておきます。
仮に009が終わったら、もう010の準備が出来ているので、あとはこれをアン・インデントしてHomeに上げればOKです。
親を中にいれる
上の処理をしたら、「じゃあ、009どうするのよ?」と疑問に思われるでしょう。
その1「削除する/archiveにいれる」
その2「中にいれる」
1は説明不要でしょうから2について。ようはこうするわけです。
最初の構造をひっくり返した(親子を逆にした)感じです。で、さらにこうします。
本来「ブックカタリスト会報」は「会報010」や「会報009」などの親に当たる要素です。意味論的に情報構造を構築すればそうなるでしょう。つまり、DoMAではない形で構造を作ればいかのようになるはずです。
こうした形で整理するとすごくすっきりするのですが、しかしこの構造は「使いづらい」のです。理解のための構造と利用のための適切な構造は異なる。これがアウトライン原理その1です(今作りました)。
やってみるとわかりますが、日常的に必要としているのは「今着手しているプロジェクトの項目」であって、その上の項目やその上の項目ではありません。あくまで、利用者視点の都合に立って構造を作るのがDoMA式の一番の特徴です。
まとめ
というわけで今回は3つの豆技を紹介しました。ポイントは「意味論的な情報構造」から逸脱することです。これでかなり自由度高く使えるようになるかと思います。