GoFujitaさんより以下のような反応をいただきました。
自分が書いた文章について反応をしてもらうのはやはり嬉しいですね。ブログで自分語りをしても滅多に(万に一つも)返事が来ることはありませんから、やはりこの場には何か不思議な力があるのかもしれません。そしてまさに今回、私はその不思議な力に導かれるが如く自分語りパート2をしてみようと思います。
「Evernoteを使わなくなった理由」
突然の昔語り
小学校5年生の頃。私には親友がいました。名前は恭ちゃん。同じクラスの男の子です。
恭ちゃんとは、なにがきっかけで仲良くなったのかは覚えていません。もしかしたら転校生だった私に話しかけてくれたのがきっかけだったのかもしれませんし、もしかしたら恭ちゃんの家でゲームをするようになったことがきっかけだったのかもしれません。いずれにせよ私は毎日、恭ちゃんと遊んでいました。1年中一緒に遊んでいました。
私たちの関係が変わったのは小学校6年生。クラス替えです。
人は環境に大きく左右されるようです。あれほど一緒に遊んでいた恭ちゃん。クラスが変わった始めの頃こそ、休み時間になるたびに廊下で話をしていましたが、ひと月も経つと会話をすることはほとんどなくなりました。
恭ちゃんのことが嫌いになった訳ではありません。あえて理由を言うならば、他に付き合う友達ができたから、でしょうか。隣のクラスに行けばすぐに会えるわけですが、今は別の友達と一緒に過ごすことが楽しいのです。
数年後、中学校に入り、恭ちゃんと同じクラスになりました。恭ちゃんはあの頃のようなひょうきんな男の子ではなく、どちらかというと真面目で大人しい人になっていました。環境が人を変え、人は環境によって誰と一緒に過ごすのか大きく左右されるようです。同じクラスになったものの、ほとんど会話をすることはありませんでした。
私とEvernote
突然「何を読まされたんだ」と感じたことでしょう。前回の文章に反応をいただいて舞い上がっているようです。温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
私にとってEvernoteは、隣のクラスになってしまったかつての友人。何かがきっかけで嫌いになった訳ではない。あえて理由づけをすることもできるけれど、よくよく考えてみれば決定的な何かがあった訳ではない。
Evernoteを使っていて不満があった訳ではありませんでした。しかし、Evernoteとは全く別のところ、環境の変化がEvernoteを隣のクラスのかつての親友にしてしまいました。私の場合はiPadを持って仕事をするようになったこと、そしてそのiPadがwi-fiモデルで常時ネットが使えなかったことが、環境の変化にあたります。そして、その環境下では端末にPDF保存ができるGoodNotes4が、私の情報保管庫としての役割にマッチした訳です。
嫌いになったわけではない。新たな友人ができて、そちらと過ごす時間が増えた。時を経て、久々に会ったかつての旧友に「なんか変わったな」と感じた。それが私とEvernoteの関係性。Evernoteを使わなくなった理由です。