記録好きの果て無き悲劇
失敗の多い生涯を送って来ました。
そんな僕に倉下さんは「これは君のためのテーマです。今こそ胸を張れ!失敗を失敗のままに白日の下に晒すのです!」そう言ってトンネルChannelに書くことを促しました。
そのわけのわからない迫力に僕は思わずイエスと答えました。まだ映画『イエスマン』を見る前でしたが、僕はその選択すら失敗かもしれない、なんて思う間もなく、トンネルをくぐることになったのでした。
・・・冗談はこれぐらいにしておこう。
さて、それではネタに事欠かない失敗談から、どれを語ろうか。やはり、これを読まれるであろう読者の興味をひくものを選択したい。ということで、記録に失敗し続けてる話を書くことにする。
僕は記録を残すのが好きだ。フランクリンプランナーやほぼ日手帳、ブラウニー手帳といった手帳類やEvernote、GoogleKeep、Scrapbox、Dynalist.Workflowy、LogseqにObsidianといったデジタルツールにも黙々と書き残してきた。
そこにどんな失敗があるのかというと、あまりにもツールを乗り換えすぎていて、せっかく記録したものを振り返ることができないのである。
65
どこかに書いたはず、という曖昧な記憶だけはあるものの、ほしい情報をまったくみつけられない。
倉下さんが面白そうなツールを紹介していれば乗り換え、Beckさんがこれはいいぞと言えばそれに乗り換え、ごりゅごさんがめっちゃいい、と言えばそれに乗り換えるという主体性のなさが生んだ悲劇だ。
それに加えて、僕はすべてをひとつのツールに委ねたい病を患っている。これはあのツール、それはこのツール、と使い分けるのがどうにも面倒なのだ。
そして何か不都合を感じたら、放り出してしまう。そんなことを繰り返しているから、せっかくの記録がまったく活かせていない。
意味ないじゃないか。ふと空虚な感覚に襲われる。これでは、わざわざ手間をかける意味なんかない。そう悟った僕は記録作業から解放される。
そこで物語が終わるならハッピーエンドなのかもしれないがそうはいかない。ある日突然、僕は記録がなく何も思い出せない日々を嘆くことになる。
で、また記録を残し始める。
あなたはこれからも記録を残し続けたいだろうか?そう思うなら 65へ そうは思わないなら、178へ進め。
178
あなたは記録を残し続けることから完全に解放された。目の前に広がるのは、まだ見ぬ未来だけだ。ついに過去に縛られない生き方を手に入れたのだ。おめでとう!
あぁ、この文章も失敗かな。


永遠に65から抜け出せないw