まっとうなツール批判を目指したい
下のツイートを読みながら、ふと考えました。まっとうなツール批判の姿勢についてです。
たとえば、新しいツールが出てきたときにそれを礼賛する。でもって、前に使っていたツールをこき下ろす。そういう姿勢って、まっとうなツール批判とは言い難いのでしょう。
たしかにそれで話題はさらえるかもしれませんし、読む人に一定の快を与えるのかもしれません。でも、それがツール開発の健全な発展に貢献するのかと言えば難しいでしょう。
もちろん、何かに否定的な意見を投げてはいけない、というのではありません。「否定的な意見を述べればOK」というスタンスが恒常化したところには、意味ある批判は生まれない、というだけの話です。
もちろん、finalventさんがツイートで述べられているように、「批判の結束」というのは難しいものです。ツールを原理的に考察し、そこに批判的意見を述べれば、さまざまな分裂が起こるでしょう。そうした分裂を一度経てから、さらに共通的に言えることを探していく。困難な旅路です。
しかし、その困難さを回避して、一斉に声を揃えて礼賛したり、あるいは非難したりしているだけでは、一過性のもの以上の何かは生まれないでしょう。同様に「みんな違って、みんないい」というスタンスで、ややこしい議論(衝突)を回避しているだけでは、もう一歩先には進めないと感じます。その手の話は、『CONFLICTED』でも語られていました。
何をどうすればいいのかは、わかりません。でも、できるなら、意見のぶつかり合いがあるにしても、そこから新しく、面白い何かが、有効で実際的な何かが生まれてくるような姿勢を持ちたいものです。


