みなさんはどんな環境で書いていますか
すでに昔すぎてWindows時代は思い出せないのですが、その頃から Microsoft Word のようなリッチテキストエディタはあまり好みではなく、ごく普通のテキストエディタを使っていました。
で、Macに移って最初の頃は「メモ帳」をメインツールにしていました。たしか一冊目の本は「メモ帳」+「ことえり」で書いた記憶があります。ちなみにこの「メモ帳」は現在のようなハイスペックツールではなく、いわゆるWindowsのメモ帳と同じようなシンプルなテキストエディタです。
で、そこからmiを使い、CotEditorを使い、巡り巡ってVS Codeにたどり着きました。間にはもちろん、vimやEmaacsを試した時期もありましたが、結局手に馴染むことのないまま時間だけが過ぎていった感じです。
で、現状は VS Code を使ってブログやメルマガの原稿を書いています。書籍の原稿もVS Codeです。iPadやiPhoneを使うことはほぼなく、Macbook Air一本。ファイルはDropboxに保存しておき、バックアップ兼どの端末からでも開けるようにしています。
で、このVS Codeは高機能で使いやすく、Gitとのシームレスな連携と内部的なターミナルの表示はコーディングには最適なのですが、「はたして文章の執筆にはどうなのだろうか」と思うことが最近増えました。
便利は便利なのですが、その便利さが too muchに感じられてきたのです。まず、ちょっとしたメモを書くには重すぎますし、大きいファイルを気軽に開きにくい問題も感じます。さらに、個人的な傾向としてファイルを開くだけ開いて、なかなか閉じない使い方をしてしまうことがよくあります。作業記録用のテキストファイルは一週間分以上開いているのはざらですし、それ以外にも書きかけの原稿なども一度保存した上でそのまま開きっぱなしになっていることが大半です。なんとなく、「自分はこの作業をやめたわけじゃないぞ。手が空いたら書くのだ」と言い訳しているような感じがします。これはあまりよい傾向ではありません。
結果的に、すごく集中して原稿を書きたいときなどは、zenモードに入ることが多く、これだったらはじめからすごくシンプルなテキストエディタを使っておけばいいんじゃね、という気持ちがしてきたわけです。
というわけで、皆さんにお聞きします。日常的な執筆環境はどんな感じでしょうか。端末・ツール・ツールの使い方、エトセトラ、エトセトラ……。ぜひとも教えてください。