タイポから考えるという探索
「SNCシステム」というページを作ろうとして、間違って「SNKシステム」と書いてしまったことがありました。餓狼伝説感が半端ありません。でも、そのまま投げ捨てるのはちょっと惜しい気もします。
もともと「Shell・Notebook・Cabinet」の頭文字として考えていたので、最後がKになるのは間違いなのですが、そういうときに「でも、もしKだったらどうなるだろうか」と考えるのがタイポ式発想法です(てきとうにネーミングしました)。
「Shell・Notebook・K????」
たとえば、shellに対応させる形で、kernelを置いてみるのはどうでしょうか。kernelは基本的な実働を制御するものであり、shellはそれに命令を与えるものだとしたら、プロジェクト情報などをkernelに入れて、毎日の具体的な自分の行動をshellに入れる? いや、プロジェクト情報はNotebookに保存するのが適するのではないか? だとしたらNotebookではなく、applicationにしてみるのはどうか?
「Shell・Application・Kernel」
こうなると、SNKですらなくなって、SAKシステムになります。でもって、いかにも「思考のOS」感が出てきます。
……というところまで考えて現実に戻りました。だいたいこの用語が通じる層がマニアックすぎるので、あまり普及しないだろうと思って発想のリセットです。
私はだいたい日常的にこういう益体もないことを考えています。探索といえば探索なのかもしれません。