人はひどく忘れっぽく、調子に乗りやすい
以下の投稿を読みました。
僕自身も心身が不調だった時期があるのでよくわかります。
少し元気になったくらいのときは慎重にやっていこうと思うのに、そういう日が続いていると自分のデフォルト感が更新されて、もうちょっとできる、もうちょっとできるとなって、やがて一線を越えてしまう。
「いのちをだいじに」を決めたはずなのに、すっかりそれを忘れてしまう。
そういうのが人間の記憶の性質なのだろうと思います。だから、それに抗うには人間の本性とは別の領域を持ち出すしかありません。
そうです。ノートです。あるいは手帳。
たとえば2月くらいに「もうちょっと慎重に進めていこう」と書いておく。そして毎日・毎週・毎月、その手帳なりノートなりを使う。今月はどうしようかと考えるとき、ふと前の月のページを読み返す。そして、かつての自分の指針を思い出す。
こういうのって、極限的に言えば「生産性」はありません。そんなことをしている暇があれば、一つでも手を動かしたり、一つでもやりとりした方がいいです。でも、そうして行為の中にいると、意識がそこに向けられてデフォルト感が更新されてしまうのです。
記録して残しておく。それもできれば手書きの何かで、日常的に使うものに書いておく。
こういうのは知的生産でもなければKPMでもありません。すご〜〜く広く言えばセルフマネジメントですが、もっと近しい言葉を探せばセルフケアでしょう。そういうことに時間を使うようにする。言い換えれば、自分自身に注意を向ける時間を持つ。
そういうことをしていると、当然のように生産性は最大にはなりません(実際今の私がそうなっています)。でもまあ、なんとかはやっていけている。
40代後半はそういう程度で、「いい感じ」に日々を送っていくのがよいような気がしています。


