容器設置型リマインダー
自分で話題を振っておいて何ですが、僕はあまり失敗をしません。
とは言え別にスーパーパーソンというわけではなく、細かい失敗は別に失敗だと思っていない、というだけです。それ以外の決定的失敗みたいなものはもちろんあるわけですが、人生においてそうしたものはそうそう起きないので、自己認識として「あまり失敗をしない」となるわけです。
たとえば、先日洗濯機まわりでトラブルがありました。ごく簡単に言うと洗濯機を回したのに干すのを忘れていたのです。丸々一日。そんなことあるかいな、と思われるかもしれませんが、洗濯機を回してそのまま買い物に出かけて家に帰ってきたら何か出来事があって、それに追われているうちにもうすっかり洗濯機のことは忘却していたのです。
「さて、洗濯物をしよう」と思ってパカッと開けたらそこにはなぜか洗濯物の先住者が……。ちょっとした悲劇です。これはまあ軽度の失敗でしょう。なにせもう一度洗濯したらリカバー可能なわけですから。
ただし転んでは起きないマインドセットというか、やられたらやりかえす精神というか、ミステイクが発生したら、次どうやったらそれを防げるのかを考えるのが大好きというか、そういう傾向があるのでそのときも考えたわけです。どうやったら再発防止できるか。
そのとき出てきた案はカードを使うことでした。普段からちょっとした覚え書きに小さい情報カードを使っているので、洗濯機を回しはじめたら机の上に「洗濯物」と書いたカードを置いておけば取り込み忘れが防げるじゃん、と思ったわけです。名案ですね。
で、その運用をしばらく続けて「ああ、面倒」となりました。洗濯機と居間の机には距離があって、いちいち机に戻ってカードを置くことが煩わしくなったのです。当然、そのような運用は続きようがありません。
結局、洗濯機を回しはじめたら洗濯機の上に洗剤の容器をポンと置いておく、ということにしました。うちはプッシュ式のやつを使っているので、プッシュしてフタをしめてそのまま上に置いておく。それだけで完了です。超アナログ式であり、どこにも電子的なログは残りませんが、そもそもこんなリマインダーにそんなたいそうな話は必要ありません。
というわけで、容器設置型リマインダーはいまのところうまく稼働しています。道中のもろもろのミステイクがあったわけですが、それらは実験とその検証だと思っているので、個人的な認識では「失敗」ではありません。
だからたぶん自分が失敗だと思っている話と、ある経過の中にある「途中失敗」みたいな話の二つが、今月のお題には含まれるだろうなと思います。


