長い前置き(所属組織の「目標」)
会社勤めをして ある程度の年数が経ち、経営計画の策定に関わるようになりました。
中期経営計画や長期経営計画などがありますが、まさに今日、来年度(2023年4月〜2024年3月)の1年間の経営目標について考えていました。経営計画自体は役員会議で決定されますが、詳細は各部署で決められます。承認手順が多いため、今頃、4月からの目標を考えているのです。
経営計画では、「達成の成否を明確に判断できる『目標』」を設定することが要求されています。環境認識、組織のリソース、社会的な意義などから、ぎりぎり達成可能な「目標」を設定します。「達成の成否を判断できる『目標』」を設定する理由は、次のようなものだと私は考えています。
会社はビジネスを行うための組織であり、金銭的な利害関係者がいること
「目標」のマネジメントと実行者が分かれており、客観的な判断基準が必要なこと
(マネジメント: 役員会議、実行: 各部署)
私の目標
前置きが長くなりました。
私個人としては、上に書いたような「達成の成否を判断できる『目標』」を設定していません。
以前「「タスクリスト」に こだわらないことに こだわる。」と書いたように、私は「人との約束(仕事全般や個人的な約束)」だけをタスクとして管理しています。
過去にやりたいと感じたことをタスク化しないことに固執し、「人との約束」以外の行動は、過去の作業ログや日々のメモ、「気にしていること集」や「指針」、今の自分の状態から選択します。
「指針」は行動の選択に役立つ道標のようなもので、こっちに進むと人生が豊かになるのではないか、と感じるものを掲げ、デイリーノートの隣に並べています。えむおーさんの「テーマ」に近いものだと思います。ただ、1年の期間で区切ることはしておらず、何か違うな、と感じた時に変更します。
おわりに
現在の私の「指針」の1つに「迷ったら、一歩踏み出してみる」があります。
本年もよろしくお願いします。