『芸術論』をよみながら考えた
芸術とは何か
芸術とはつくるプロセスである
芸術とはつくるプロセスの成り行きである
人がつくったものを
そのままマネしたものは
たぶん
芸術とよべないことが多い
しかし
マネをとおして
見つけたなにかを伝えようとした段階で
それが芸術になりはじめる
なにかとはなにか
なにかそのものを
たとえば絵にしたり
ことばにしたり
大理石にきざんだりする
そのプロセスそのものも
芸術に含まれる
たぶんね。
*
論文をよむこと
相手のメッセージを理解しようとすること
そのメッセージを
自分の身体に馴染ませること
その論文をかいた著者からの
メッセージを
自分のメンタルモデルに
つくりかえること
*
研究をすること
自分で
問いをみつけること
おそらくそのために
自分の中にあるメンタルモデルが
役に立つことが多い
その問いに
答えるためには
どのような証拠が必要かを
整理すること
その証拠になるデータを集めるための
野外調査や野外実験を
デザインすること
そのデータを解析して
問いの答えになる
証拠に育てること
その問いと
その答えの案を
証拠といっしょに
他の人たちに伝えること
その問いや答えの案が
人間にとって
あるいは
地球の生きものたちにとって
どんな風に役立つのかを
考えること

