イマジナリーなボードにイマジナリーなタスク
一ヶ月のカレンダーをイメージしてみてください。壁掛けのあれを思い浮かべてくださればOKです。
次に一日の作業時間を決めておきます。「作業時間」なのですから当然24時間ではなく、16時間でもありません。もろもろさっ引いて、作業に当てられる実質的な時間です。この時間の量は、タイマーを使って作業をしてみないと正確なところはまずわかりませんので、ここでは倉下バージョンで話を進めます。その時間は4時間。これが作業割り当て可能時間です。
さて、何かタスクが発生したとしましょう。そのタスクのだいたいの作業時間を見積もります。だいたいでOKです。5分、10分、30分、1時間、といくらかの段階を設定しておいてもよいでしょう。ともかく「0」よりも大きい数字を割り当てる。それがポイントです。
作業時間の見積もりが終わったら、どの日でも良いので、カレンダーの今日以降の日にそのタスクを割り当てます。明日でも明後日でも明明後日でも構いません。ともかくどこかの「一日」にそのタスクを置いてしまうのです。
先ほど規定したように、タスクは1分以上の「幅」が割り当てられています。でもって一日の作業時間にも上限の「幅」があります。もし、規定していた作業時間を超えてしまったら、そのタスクは別の日に移動させます。もちろん、その移動先もどこであっても構いません。今日以降の日に移動させる。
移動させた先でも4時間を超えてしまうなら、どこか別の日に移動させて、なんとか着地点を見つけ出しましょう。
で、カレンダーのその日になったら、その日付に書かれているタスクを実行します。あるいは実行しようとします。実行できたらそれでよし、実行できなければ再びそれを移動させます。当然それを移動させると、また波及的にわちゃわちゃとした移動が起こるでしょう。そこでも「4時間」の上限を破らないようにしておくことです。
これが「タスク管理」なのだと言われたら人は笑うかもしれません。プロダクティビティー向上というよりも、いっそパズル的な何かです。
でも、僕たちのタスク管理はまさに上記のようなことをやっています。「時間」というものが目に見えないから、上記とは違うストーリーを思い描いているにすぎません。
タスクは時間の幅を持つ
作業できる時間も幅を持つ
その日にできなかったら別の日にそれが割り当てられる
この三つの原則だけが、ゆるぎない原則です。効率や気合いややる気の話はすべてこの原則の上に立っています。この話を無視するところに、機能するタスク管理はありません。
付言すれば、タスク管理以前の話として
人間は明日生きているかはわからない
という原則もあります。生命的存在である僕たちは言葉通り「一寸先は闇」なのです。
これらの話をまとめて、「限られた人間の原則」と呼ぶことにしましょう。限られた人間(現存在)において、何を為すのか。それが「タスク管理」の観点であるべきでしょう。
問題や苦難や課題や苦悩や心配が一切なくなり、夢や希望ややりたいことがすべて叶う、というのは「タスク管理」とは別のカテゴリーに入れておいてよいと思います。


こんにちは。これは、、、知りたかったけどこれを知りたいとは知らなかったことです!
1日の作業時間に上限を設けること、できなかったタスクを翌日以降のパズルに組み入れること。
このイメージに近いツールは…とあたりを見回し、
PCのAppleカレンダーを週表示にして、ドラッグしてタスク枠をこさえ、積み木のように並べたり、ダルマ落としのように繰り越したりしてみました。
私の場合はそれで十分うまくいきました。
ありがとうございます!