【2024年の展望】えむおー
確か昨年の今頃も、こちらで2023年のテーマについて記事を書いた気がします。今年もお題をいただきましたので、せっかくなので2024年「こんなことやりたいなぁ」について書いていこうと思います。
自作ツールの作成
2024年の個人テーマは「スキルゲット」です。英語の文法的にはややおかしいかもしれませんが、覚えやすいのでこのように設定しました。簡単に言うと「今までできなかったことをできるようにする」です。
なんだか意識が高いように見えますが、なんとなく楽しみながら技術を身に付けられればいいなぁ、といった感じです。
そして、そこで目をつけたのが「プログラミング」です。ことの発端は倉下さんの自作ツール。podcastやYouTubeで楽しそうに自分が作ったツールについて語る倉下さんの姿を見て、例にもれなく私も密かに憧れを抱いておりました。
そして一念発起。これまでほとんどプログラミングに触れてこなかった私ですが、自作ツールに今年は、挑戦してみることにしました。
プロトタイプの完成
思い立ったら吉日。YouTubeの動画を漁り、倉下さんに質問をし、ChatGPTさんの手助けを借りてひとまずプロトタイプが完成しました。早速見ていただきましょう。
こちらが自作ツールver0.3です。年末から年始にかけて、あれこれ考えながら、仕事で必要なタスク管理ができるツールを目指して作成しました。
ver0.3が示す通り、こちらはまだまだプロトタイプです。年かけてゆっくりじっくりここから改良を重ねていこうと思っています。せっかくなので、ざっくりとこのツールの説明をします。
①時間割
私えむおーは教員として働いています。左に大きく陣取るのは、私が教える授業の時間割です。Googleスプレッドシートをhtmlにそのまま埋め込んであります。
こちらは閲覧だけであり、編集はできません。もし編集したくなったらスプレッドシートを開いて編集します。あくまで閲覧ツールです。
jsonやらcsvやらを使って再現してみようかと思いましたが、とりあえずは今はこれでよしとします。
②デジタル時計
社会人にとって時間は命です。右上にやや大きくデジタル時計を表示させました。こちらJavaScriptを使って秒数まで表示してあります。学校の先生ってチャイムと同時に動くので、割と秒数を気にする人が多いのです。
ちなみにこのデジタル時計は、クリックすると、画像が展開されるように設定しました。本校は、曜日によって授業の開始や終了時刻が変わるので、ここをクリックすると、授業の開始と終了時刻が一覧できる画像が表示されます。こういったかゆいところに手が届くのが自作ツールの醍醐味ですね。
③ルーティン
時計の下に位置するのは毎日やることリストです。こちらはあえて、ただのチェックボックスにしてあります。チェックしても消えません。
リマインダーやGoogleタスクを使っていた時には毎日表示されるように繰り返しタスクとして登録していましたが、小難しいのでシンプルにしました。
やったらチェックする。チェックしても消えない。1日の終わりに全部チェック解除する。こんなんでいいんです。
④タスクリスト
タスクリストはJavaScriptをふんだんに使用しております。最初はtodo欄に入力した後、ボタンをクリックして登録していましたが、煩わしいのでエンターキーで確定、に変更しました。また、登録したタスクを修正したくなる場面が出てきたので、タスクはクリックすると、編集できるようにしてあります。
私の場合は、タスクリストのログは必ず必要になるわけではないので、やり終えたらデータそのものを消すようにしてあります。ただ何かの拍子に全て消えてしまうのも怖いのでクリックしてテキストデータで保存するようにボタンをつくりました。
正直なところ、ここはまだまだ改良の余地大有りです。今はローカルキャッシュにタスクデータを残しています。これだとちょっとhtmlファイルの場所を動かしただけで、タスクがリセットされてしまいます。ゆくゆくはマークダウンファイルかjsonで管理したいところです。
いい加減でいい、わからなくていい
このプロトタイプを作るにあたって、意識したのは、とにかく「コードはいい加減でいい。わからなくたっていい」です。実は私のプログラミング技術は、ほとんど皆無です。htmlとcssはブログを書いたときに、ほんのひと口かじった程度。JavaScriptに至ってはほとんどわかっていません。
このプロトタイプも、そのほとんどをChatGPTさんに書いてもらいました。書いてもらったコードを見ながら「フムフム。ここはこうに書くんだな。」なんて勉強しています。
「とりあえず動けばいい」「1年かけて作っていく」とんでもなく、低い意識ではありますが、ものすごく楽しんでる自分がいます。素敵な趣味が見つかったなと感じています。