最近書けていないのでトンネルChannelへの投稿を書きたいという気持ちと、長い期間の振り返りをやってみたいという両方の気持ちがありました。それならば、振り返りをやってみて、その振り返りの様子を投稿として書いてしまおうと思いました。
記憶は当てになりませんので、記録を見返したいと思います。まず、カレンダーを見返しました。カレンダーに書かれている過去のスケジュールは、そのときのことを思い出すトリガーになるので、もともと印象的な出来事についてはかなり思い出すことができました。ここに書くような話ではないので、思い出すのみにしておきます。
私はデイリーノートを使って日々の生活を送っています。ですので、半年分の記録はあります。しかし、ウィークリーノートやマンスリーノートは作成していません。なので、一つ一つのページを見なければいけません。半年分見返すのはなかなか大変で面倒なので断念しました。見返すための工夫は改善の余地ありです。
一方、最近Gyazoをもっと活用できないかと思って色々試す中で、プライベートの写真もコレクションとしてまとめておいたのですが、振り返りしやすくてよかったです。写真は情報量も多いので、プライベートな出来事の振り返りはこれくらいで充分な気がします。
読書記録を振り返る
日々の記録と違い、読書記録はある程度整理してありますので、こちらはしっかり振り返ってみようと思います。
読書記録は、ObsidianとScrapboxに記録してあります。Obsidianはプライベートな場として、Scrapboxは公開の場として記録しています。もし興味がある方がいれば、Scrapboxの読書記録をご覧ください。
Obsidianでは「2023年前半の記録」というページを使い、表は自力で、リストはDataviewというプラグインを作り整理しました。整理した様子は次のようになります。
まとめてみると、小説や漫画を除くと、月に読める量は2冊が現実的であることがわかりました。理想を言えば月10冊くらいは読みたいのですが、半年間の記録のうち、ほとんどが月2冊なので、これ以上がんばったとしてもせいぜい3冊が限界だということがわかります。
読んだ本の中では、
『Chatter(チャッター)』
『暇と退屈の倫理学』
『再読だけが創造的な読書術である』
『ネガティブ・ケイパビリティで生きる』
『欲望の見つけ方』
『測りすぎ』
あたりがよかったです。そもそも最近はあまり外れを引かなくなってきたのと、今の自分に必要はないと思った本は途中で読まなくなるので、読み切った時点で満足度が高い本が多かったです。
読んだ本の傾向としては、常に誰かから評価やジャッジされたり、成果を出すように急かされたりする世の中で、どうやって生きていけばいいかを考えるためのヒントになりそうな本を読んでいる感じでした。特に、『Chatter(チャッター)』、『暇と退屈の倫理学』、『ネガティブ・ケイパビリティで生きる』は私にとってかなりヒントになる良い本でした。
読み方については、先月から複数の本を並行的に少しずつ読んでいく方法を試し始めたので、3ヶ月くらいしたら何かしらの変化が生まれてくることを期待しています。
書くことについて振り返る
続いて、書くことについて振り返ってみます。
書いた記事の一覧についてはこちらにリストにしています。これも本と同様ですが、月に1、2本くらいが現実的に書ける量のようです。もっと書ける気持ちではいるものの、記録の前にはひれ伏すしかありません。
書くことに関するもっとも大きな変化としては、2023年3月からナレッジスタックへの寄稿を始めたことです(有料購読者限定)。こちらではデジタルノートツールや読書についての考えを書いています。月に1回の投稿をなんとか書けてはいるのですが、その分トンネルChannelへの投稿が減ってしまったので、そこは残念なところです。
それと厳密には上半期の話ではないのですが、数日前から自分のSubstackも始めています。1年前の2022年の7月に初めてトンネルChannelに投稿し、自分の中で一区切りがついたので、新たな取り組みを始めてみようという気持ちではじめました。トンネルChannelによりたくさん投稿するために始めたところはあるので、両方がいい感じになればいいと思っています。
振り返ってみて
長期スパンでの振り返り、やってみるといいものですね。1週間、1ヶ月の単位では見えない自分自身の「傾向」が見える気がします。この傾向は、半分自分、半分他人のような感覚で、これくらい長期の振り返りによって初めて見えてくるのかもしれないと思いました。
それと、ちゃんと振り返りができたこと自体、自分としては嬉しかったです。日々の生活の中でコツコツしてきた過去の記録が役に立ちました。特に、読書記録や書いたものの記録は簡単に振り返ることができました。デイリーノートの振り返りは面倒くさくてしなかったものの、それをせずとも十分満足な振り返りができたと思ってます。