実際主義ライフハック
試しに今回は、いつも以上に気軽に記事をかいてみたいと思います。口述筆記のような気もちでかいてみたいと思います。
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倉下さんのひとつ前の記事、いいなと思いました。
例えば、一日の中で仕事などのためにつかうことのできる時間は4時間くらい、というお話し。
ぼくの感覚に近い値であることはありますが、それに加えて「24時間あるのにたった4時間かよ!」って言われるような短い時間を、自然に自分の仕事時間としてかくことができているおっさんである、というのが、いいなと思いました。
今のぼくは、自分にとって大切なことのために4時間作業できた日には、大成功!という感覚でいます。自分を褒めて上げますし、そういう一日を送ることができた幸運にも感謝することにしています。
あるいは例えば、明日には何が起こるか分からないということも、自然に受入れて先に進もうという心もちが表現されていること。
大げさではなく、かといって悟りの境地にいるようなことばでもなく、大きなアクシデントやイベントに遭遇したり、ある日雷にうたれて気づいたのでもなく、自然なことばのメッセージになっているところがミソだと思いました。
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ぼくはどちらかというと minimalist です。なぜかカタカナの「ミニマリスト」と呼ばれると反論したくなりますが (笑)。
ヒツヨーサイショーゲン、という響きにうっとりしてしまうタチです。
なぜ minimalist がいいと思うのか。それは例えば、予期せぬ大きな災害や大きな病気のような出来事、あるいは未来が見とおせない漠然とした不安感といった問題に対して、「ま、それはそれで仕方ないじゃん」という小さい覚悟の積み重ねを感じる場合があるからです。
今から10年ほど前に minimalist として情報発信していた何人かの彼女や彼らの日々の生活自体に、そういうメッセージがあるような気もちをもちました。
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倉下さんのこの記事には、そういう小さい覚悟みたいなものを、倉下さんらしい飾らないことばが含まれているように感じました。
一日4時間仕事ができることに幸福を感じ、何か起こって取り乱したり、怒ったり泣いたりすることがあっても、ちょっと口角をあげて口笛吹くこともできる。
そういう風に日々を過ごしたいという気もちを育ててくれるようなメッセージのように感じました。
こういうやり方を、ぼくはこっそり「実際主義ライフハック」と呼んでいます。なぜこっそりかというと、哲学にも「実際主義」があり、そのことばの意味をよく理解していないからです (笑)。

