きっかけについて その1
iPhoneでこれを書いています。
さて、今回はなぜこういう試みを始めようと思ったのかを書いてみます。
一番のきっかけは、先日Tak.さんと「ポストEvernote時代の情報整理について、いろんな人の話を聞けたら面白いね」と話をしたことでした。たしかにそれは面白そうです。とある企画も、座組みとしては良かったものの、議論の深まりはなく、なんとなく不完全燃焼感がありました。
もちろん、ぐちぐち文句を言っているくらいなら、自分たちで代わりになる何かを始めた方が健康的です。そこで、そういう、企画についてちょっと考え始めました。
重要なのは進め方です。なので、真っ先に進め方について考えました。
一番手っ取り早いのは、何人かに原稿を依頼して、それをまとめて本にすることでしょう。しかしながら、それだけだと論が深まりそうにありません。もともとが、そこに対する不満からスタートしたので、さの点は外せません。
一方で「かーそる」のような形を取ると、論が深まるのはいいとして完成に時間がかかりすぎます。
ここで、「新しい方法」の必要性が浮上してきました。
最初に思いついたのはnoteで共同運営のマガジンを作り、そこで短い記事を投稿してもらいながら考えを深めていく、というもの。実際に他人が文章を書けば考えは深まっていくでしょうし、同時に他の人の書いた記事に触発されて、新しい考えが湧いてくることもあるでしょう。そうやって思考を展開していくわけです。
仮にそういうやりとりで、完成までに時間がかかっても、個々のやり取りは記事の形で世に問われています。不十分ではあるでしょうが、まったくゼロよりはマシなはずです。
一方でちょうどそのタイミングでcakesのクローズドが発表されていました。なんとなく、今からnoteで新しい試みを始めるのが躊躇われてしまったのです。
そこで、代替として出てきたのがsubstackを使うというアイデアでした。それについては、また次回書いてみます。